


1794年に白樺の活性炭でウォッカを濾過する製法が開発され、それ以降ウォッカは「クセの少ない酒」という個性を確立する。
1917年のロシア革命により、モスクワのウォッカ製造会社の社長ウラジミール・スミルノフがフランスに亡命し、亡命先のパリでロシア国外では初めてウォッカの製造販売を始めた。
このスミノフの工場に1933年、ロシアからアメリカに亡命していたルドルフ・クネットが訪れ、彼はアメリカとカナダにおけるスミノフ・ウォッカの製造権と商標権を買い取って帰国。
以後、アメリカ産ウォッカの製造が始まり、アメリカは世界屈指のウォッカ消費国に成長する。
ウォッカの語源は「生命の水」を意味する「ズィズネニャ・ウォダ」で、時代を経て「ウォダ」となり、それが転訛して「ウォッカ」となった。
ウォッカは連続式蒸留器で蒸留した後、白樺の炭でろ過するため無味無臭の酒となるため、カクテルのベースとして使われることが多いが、ロシアなどの寒冷地では体を暖めるためにストレートで飲まれることも多い。
ウォッカの大多数は無色無味無臭のものだが、フルーツやスパイスで香味付けされた「フレーバード・ウォッカ」も数多く存在する。