カクテルの作り方

一口に「カクテル」と言っても味も種類も様々。
ここでは代表的なカクテルの種類(製法)についてまとめてみました。

シェイク

カクテルと言えばこのシェイクをイメージする人は多いでしょう。シェイカーを振る仕草で「これ?」とか言っちゃう人もいますね(笑)。
その名のとおりシェイカーを使い、振ることによって材料を混ぜ合わせ冷却する製法です。
また、この二つ(混ぜる、冷やす)のほかに、「お酒の角を取る」という重要な意味合いがあります。シェイクすることでお酒の中に空気が混ざりこみ、アルコールの刺激を和らげ口当たりを良くするのです。
シェイクはジュースやクリームといった酒と混ざりにくいものが材料のカクテルによく使われる技法です。
代表的なカクテルはサイドカー、アレキサンダー、ギムレットなど。

ステア

ミキシンググラスを使い、バースプーンで氷と共にステアして作るカクテルです。
シェイクと違い、激しく混ぜ合わせませんので、比較的混ざりやすいお酒同士が材料のカクテルに使われます。
また空気を含ませたりしませんので、口当たりの強い、アルコール度数の高いカクテルが多くなります。
シェイクと比べて動作は非常に地味なのですが、カクテルの王様と呼ばれるマティーニ、女王と呼ばれるマンハッタンはこのステアで作られます。

ビルド

シェイカーやミキシンググラスといった道具を使わず、直接グラスの中に材料を注ぎ、混ぜ合わせる製法です。
シェイクできない炭酸や、ジュースを多量に使うカクテルなどに用いられます。
基本的にそれらの材料を多く使うことになりますので、アルコール度数は比較的低目のものが多くなります。
また、それとは別にお酒同士を直接グラスに注いで混ぜ合わせるカクテルも数多くあります。
前者の代表的なカクテルはジントニック、モスコーミュール、ソルティドッグなど。
後者はラスティネイル、フレンチコネクション、ブラックルシアンなど。

ブレンド

ミキサーやブレンダーといった電動の攪拌器具を使い作るカクテルです。
シェイクでは攪拌しきれないクラッシュアイスや生の果実を使うカクテルによく用いられます。
人間の力では到底出来ないペーストやムース状に仕上げてくれますが、スイッチを入れたとたんに「ガガガガー!」という大音量が響き渡ってしまうのが玉に瑕です。
代表的なカクテルはフローズンダイキリなどのフローズンカクテル、最近流行りのフレッシュフルーツを使ったカクテルなど。

フロート、プースカフェ

比重の異なる複数の液体を、混ざらないように重ね合わせる製法。
代表的なカクテルはレインボー、ウィスキーフロートなど。
以上の5つが、実際にバーでよく用いられるカクテルの製法です。
これらは単独で使われることが多いのですが、例えばジンフィズのように、材料(ジン、レモンジュース、砂糖)をシェイクしてグラスに注ぎ炭酸で満たすといった、シェイクとビルドの複合技法もよく使われます。

これらの技法はそのカクテルの持ち味を最大限生かすために磨き上げられてきたものなのですが、中にはジェームスボンドで有名な「マティーニ・シェイク」などのように敢えて基本の技法を用いずに作ったりするのもカッコよいかもしれません。
まぁ、これが似合うのはかなりの上級者なんでしょうけど。。(笑)

画像提供 Bar Style

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更新:2008年11月12日

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