


ところでそのカクテル。バーが好きな人にはあまりにも身近な存在ですが、意外と知られてないことも多かったりします。ここではカクテルについて簡単にまとめてみました。
また、中世ヨーロッパでは冬になるとワインを温めて飲む習慣がありましたし、17世紀になると、インドでパンチが作られるようになりました。
しかし、これらの時代のドリンクには「カクテル」という名称はなかったようで、「カクテル」という言葉が登場するのは17世紀になってからのことだそうです。
カクテルが今の形に近づいたのは、1875年、カーネル・フォン・リンデが製氷機を発明してからだと言われています。製氷機によって氷が一年中手に入るようになり、「酒を冷やして混ぜる」技術が広く伝えられました。
もう一つ、様々なカクテルが作り出され世界中に広まった大きな契機が、アメリカで1919年から始まる世紀の悪法「禁酒法」です。この法律により粗悪な密造酒しか出回らなくなり、それらを何とか美味しく飲もうとして様々なカクテルが誕生しました。また、アメリカで職を失ったバーテンダーが、それらのカクテルをもってヨーロッパに渡り、かの地でカクテルの普及に努めたと言われています。
カクテルはヨーロッパの社交界に受け入れられ、味だけではなく見た目にも綺麗なものをという要望が多くなり、リキュールメーカーはより美味しくよりカラフルな酒を開発するようになり、またそれらを使いこなし見事な色合い、味わいのカクテルがブームとなり世界中に広がったのです。