ブランデー

ブランデーは、果実酒からつくった蒸留酒の総称。
主に白ブドウのワインを蒸留して樽に入れ、熟成して製造する。
単にブランデーと言った場合は通常ブドウが原料のワインを蒸留して作られたものを指すが、リンゴから作ったアップルブランデーやサクランボから作ったチェリーブランデーも存在する。
アルコール度数は40度弱から50度程度である。

ブランデーの語源

フランス語でヴァン・ブリュレvin brûlé(「焼いたワイン」の意)と呼ばれていたものが、オランダを経由してイギリスに持ち込まれる際、オランダ語に直訳してブランデヴェインbrandewijnと呼ばれた。これが英語「brandywine(ブランディワイン)」に変わり、いつしかwineが取れ「brandy(ブランディ)」となって広まったものである。
なお現代のフランスでは、ブランデーをeau-de-vieと呼ぶ。これは英語whiskyなどと同じく、「命の水」の意味である。

ブランデーの歴史

7、8世紀ころより、スペインでワインを蒸留していたと言われる。
15世紀には、フランスのアルマニャック地方やコニャック地方で生産が始まり、この地方のブランデーは現代では世界的に知られている。
1713年にはルイ14世がフランスのブランデーを保護する法律を作った。それ以後、ヨーロッパ各国の宮廷に取り入れられ、「王侯の酒」の地位を得ていった。

ブランデーの製法

果実から果汁を絞り、発酵させてワインを作る。それを蒸留器(原料により単式、複式を使用)で蒸留する。
コニャックやアルマニャックと言った日本でもおなじみのブランデーは蒸留後樽で熟成されるが、さくらんぼやプラムなどが原料のいわゆる「フルーツブランデー(変な言葉だが)」は樽熟しないものも多い。
また、マールやグラッパのように、ワインとして搾汁されたぶどうの残りかすを発酵させ蒸留した「かすとりブランデー」も存在する。

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更新:2008年11月11日

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