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Barの氷
同じウイスキーを飲むにしても、家庭で飲むのとBarで飲むのとでは随分違います。雰囲気やなんかはもちろんなのですが、実際に口に入る(味わう)部分で決定的に違うのは氷だと思います。ウィスキーやミネラルウォーター、グラスなどは同じ物を手に入れることが出来ますが、あの氷だけは家庭では出来ませんもの。
Barで使う氷と家庭の冷蔵庫作る氷は、実は全く別物なのですね。もちろん原料は水なのですが、その製造工程は全く異なります。簡単に言うと、冷蔵庫の氷は非常に低い温度で一気に水を凍らせます。こうすると、水の中に含まれている空気や不純物も一緒に凍っちゃうので、家で作った氷が白いのはそれが原因なのです。
対して氷屋さんの氷は、高い温度(と言っても0℃以下ですけど)でじっくりと時間を掛けて凍らせます。水は純水(H2Oですね)から凍っていきますので、空気や不純物は次第に取り除かれて、結果純度の高い氷が出来るというわけです。
詳しくは⇒大阪氷卸協同組合
Barが氷屋さんから仕入れるのは大抵ブロックの氷です。貫目(3.75kg)という昔ながらの単位を使ってるのが味わい深いですが(笑)、多くのBarがこのブロックの氷を用途によって切り分けていくのです。基本的にアイスピックを使うことが多いようですが、包丁やノミで切り分けるバーテンダーもいらっしゃいます。
今はもうないのですが、神戸のルルというBarでは、バーテンダーが薄い菜切り包丁で氷を切り分ける姿を見ることが出来、それはそれはカッコよかったことを覚えています。博多のBar七島では、オンザロックなどはオーダーが通ってから素早く氷をカッティングします。シンクでの作業ですので正面からは見えませんが、一番左端に座ればその様子を見ることが出来ます。
丸い氷というのもBarの専売特許ですね。これも同じく、ブロックの氷からアイスピックや包丁で整形していきます。オンザロックで丸い氷が入ってると嬉しいものですが、実は技術的には難しくはなくて、コツを掴めば誰でも出来る程度のようです(私も出来ました)。ただ、やはり四角い氷よりはロスが出ますので、その分ありがたがって味わいましょう(笑)。
最近はコンビニなどでもこういったブロックの氷を手に入れることが出来ます。私も買ってきて家でオンザロック用の氷を切り分けて楽しんでいます。冷蔵庫の氷や袋入りのかち割りアイスなんかとは全く違う美味しいオンザロックが味わえますが、やはり何というか、こういうオンザロックはBarで飲みたいなぁとちょっと複雑な気持ちもします。とはいえ、毎日Barで飲むほど裕福でもありませんので、庶民のささやかな楽しみとしてはいいかなと(笑)。
なんと、業務用の氷もお取り寄せできちゃいます!⇒氷.com
Author 酒もん屋
Whisky好きのためのブログポータルサイト、ウスケバ
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何故か本名で書いてますw
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